アフターコロナの文明
連日コロナのニュースで、ネガティブになりがちな毎日ですが、最近よく聞く音楽は、ルネサンス音楽です。古楽器を用いた素朴でありながら、格調が高く少し哀愁を含んだ旋律が、今の気持ちにぴったりです。
お休み前に小一時間ほど聞くと、深い睡眠と良い夢が見れるので、マイブームになっております。
特にお気に入りは、Tudor and Renaissance Music です。
イギリスのチューダー朝のルネッサンス音楽です。ウィリアム シェイクスピアの世界のように格調高いのに素朴で、心地良い音楽です。
なぜ惹かれるのか不思議に思ったのですが、ペストの流行があったからルネッサンス文明が興ったと言われています。暗黒の絶望感をくぐり抜けた人々の想いが、ギリシャ、ローマ文化への再生、復興として、大輪の花のようにヨーロッパで一斉に花開いたのは、負の時代の反作用があったからです。
当時の人の気持ち、波長が私の今の気持ちとマッチしていて、訳もなく惹かれるのでしょうか。
出口のないトンネルはありません。きっとトンネルを抜けると、光輝く世界が待っています。
今のコロナ禍の後、アフターコロナは、どんな文明、文化が花開くでしょうか。
神戸の旧居留地は、150年の時を超えて、東洋一美しい居留地で、かつて小ヨーロッパと言われていました。今も当時の雰囲気が残る神戸にいらっしゃいませんか。